Netflixを開くと、ウルトラマンを見ろというので、ウルトラマンを見た。いや、ウルトラマンではなく、ULTRAMANとなっていた。やばい、と思った。これ、やばいよ。がち、そう思えたのは、一話を見終えてからだ。 最初はなんの事前知識もなく、開いた。3DCGアニメである。ああ、僕が嫌いなやつだ。以前『亜人』を見ようとして、なんとも船酔いみたいな気分になったことを思い出す。これも無理だろうなと思うが、出て来るオヤジは「ハヤタ」と名乗っている。なるほど、中年のころの黒部進である。二瓶正也も出て来るじゃん。懐かしの地球防衛軍本部もある。石坂浩二のナレーションはないが。 なんだこれ? 懐メロじゃないけど、俺たち爺ホイホイってやつじゃないかと構える。そのうち、黒部進は今の白髪の黒部進になっていて、高校生の息子がある。俺じゃん。これって、息子がウルトラマンを継ぐという話かといぶかるに、そういう話だ。ギャ