早川書房の「ハヤカワ・ミステリ」が創刊60周年を記念し、同じ判型の「ポケミス手帳」を期間限定販売する。 「世界最高最大のミステリ・シリーズ」のコピーでも知られる早川書房の翻訳ミステリー叢書「ハヤカワ・ミステリ」(通称ポケミス)が創刊60周年を記念し、同じ判型の「ポケミス手帳」を期間限定販売する。 ハヤカワ・ミステリは1953年9月にミッキー・スピレインの『大いなる殺人』を第1回作品として創刊。初期は江戸川乱歩さんなどが作品の選定、監修を担当。米国のペーパーバックを手本に「ポケット・ブック判」と呼ばれる独自サイズの判型(縦18.4センチ×横10.6センチ)を採用している。9月上旬にはハヤカワ・ミステリシリーズの累計発行部数が1922万部を突破したことが報じられていた。 ポケミス手帳はハヤカワ・ミステリと同じ判型、用紙、小口塗り、ビニールカバーで、ハヤカワ・ミステリのデザイナーである水戸部功氏