通勤電車の中で電子書籍を読みたい。でもiPhoneは画面が小さいし、iPadは逆に大き過ぎる──そう考えたときに選択肢に入ってくる端末が、ソニーの「Reader」だ。 画面サイズは文庫本に近い5/6型という2種類が用意され、5型モデルは最厚部が9.2ミリで重量が約155グラム、6型モデルは10.3ミリで約215グラムと、どちらも持ち運びに便利なサイズとなっている。 ディスプレーには米E inkの電子ペーパーを採用しており、バックライトがないのが個人的には見やすいと感じる。バッテリー駆動時間は約1万ページ(1日75分/1分3ページの読書なら14日間)と毎日充電しなくてもOK。ハードウェアのスイッチを用意し、片手でもページ送りできるのも便利だ。 そんなこんなで「電車の中で本を読む」という1点において、Readerはヒジョーに魅力的なため、筆者も店頭で「You、買っちゃいなよ!」「いかん、危ない