米Googleは新聞紙広告事業を拡大させる。来年早々にも本番サービスに入ると見て良さそうだ。 washingtonpost.comが伝えるところによると,新聞66紙と広告主100社が参加している試験サービスは,Googleとしては順調に推移していると判断している。広告売上高は想定額の3倍近く達成したとGoogleは自慢している。 GoogleはAdWordsやAdSenseで幅広い中小企業の広告主を抱えており,そうした企業に新聞紙の小枠広告スペースを仲介するサービスである。現在の試験サービスでも,すでにトップ5紙には毎週数社の広告が付いているという。 これは,単価の低い小枠広告を大量に仲介することにより成り立つロングテール広告サービスである。Googleにとっては魅力ある事業に育つ可能性があるが,新聞各社にとって意味のある広告売上高を得られるかどうか明確ではない。でも,広告集稿に苦戦し自社