プロのボディーガード2人にアシスタント2人、ついでにパパラッチ役のカメラマンも引き連れて、ニューヨーク、タイムズスクエアを歩く一般人のブレット・コーエンさん。 有名人としての彼を知る人なんていないはずだし、知っていたとしたらそれは単なる知人であるはず。 それなのに、ブレット・コーエンを何らかの有名人だと思い込んだ人々は、彼に対して写真を求め、インタビューされれば「映画のスパイダーマンに出てた人?彼いい俳優だよね」だの、「彼のファーストシングルがいいね」だの、「彼のこと大好き!」だのと。 目立ちたがりやさんなのか、思い込みが激しいのか、流されやすい人たちなのか。 結果として彼と一緒に写真を撮った人間は300人にも登ったんだそうな。