マックス・ヘッドルーム事件(英:Max Headroom signal hijacking)は、1987年11月22日、アメリカ合衆国・イリノイ州シカゴ一帯で発生したテレビ放送の電波ジャック。テレビ業界での「放送信号割り込み」の一例として知られている。 CGキャラクター・マックス・ヘッドルームに扮した侵入者は3時間のうちに放送信号割り込みを成功させた。発生から36年以上経つ現在も未解決事件となっている。 WGN-TV信号の侵入のビデオ 最初の放送信号割り込みは独立局のWGN-TV(シカゴ9ch)のゴールデンタイムの生放送ニュース番組[注 1]で発生した。シカゴ・ベアーズが、本拠地でデトロイト・ライオンズに30対10で勝利したというニュースをスポーツコーナーで報じている途中で、画面が15秒間真っ暗になった。画面が戻るとマックス・ヘッドルームを模したマスクにサングラスを着けた男が現れ[1]、周