結婚したら、60代、70代まで、連れ添うのが普通と多くの人が信じて疑いません。でも、そんな当たり前の日常はすべての人に約束されているわけではないのです。30代、40代でパートナーに先立たれた方に夫の死をどう受け止め、どう歩んできたのか、お話しいただきます。今回は須藤理彩さんが、初めてご主人のことを語ってくださいました。 夫と過ごした10年。私のほうが世話を焼いてリードしていたように見られがちだけれど、実は、夫の手のひらで転がされていたのは、私だったと思いますね。 Risa Sudo 女優。'76年7月24日生まれ。'98年NHK朝の連続テレビ小説「天うらら」でヒロインデビューし、『救命病棟24時』、大河ドラマ『利休とまつ』など、数々のドラマや舞台で広く活躍。NHK総合夜ドラ「つまらない住宅地のすべての家」(毎週月〜木 22:45〜放送)に出演中。高1と小5の娘を持つ母でもある。 ―――’1