連載開始9周年を迎え、アニメの3期の製作が決定した大人気漫画『邪神ちゃんドロップキック』。実はこの漫画、至る所に「ムー」的な要素が散りばめられた作品なのである。随所にみられるネタからは、作者のユキヲ氏のオカルトに対する造詣の深さが感じられる。 そのディープな世界観を、ユキヲ氏へのインタビューで解剖してみた! 取材・文=山内貴範 #ムー民クリエイター 取材協力=ユキヲ、COMICメテオ編集部 邪神ちゃんは上半身がギャル、下半身が蛇という見た目の悪魔。魔界に帰ることができなくなった邪神ちゃんは、召喚者の花園ゆりねのアパートで居候生活をすることになる。 科学とオカルトのギリギリを攻める「ムー」に感銘――ユキヲ先生の漫画にみられる細かいオカルト的な設定から、きっとこの方は「ムー」を熱心に読まれているんじゃないかなと思っていましたが……実際、「ムー」の熱心な読者なんですね。 ユキヲ:小学生の頃か