水加減が難しいおこわは だしで煮含めて蒸しましょう。 「強飯(こわめし)」という言葉が語源のおこわは、本来はもち米を蒸したものを指します。昔は、ハレの日にしか口にできない貴重な食べ物でした。今でも、お祝いの席に登場する赤飯はもちろん、季節折々の食材を使ったおこわはごちそうです。今回は、香りやうまみが増す秋のきのこを使ったおこわをご紹介。おこわは固くなりすぎたり、柔らかくなりすぎたり、水加減が難しい…。そんなお悩みが多いようですので、失敗が少ないレシピを考えました。洗ったもち米は、だしで煮含めて、蒸し器でふっくらと炊きます。手間がかかりそうに思えますが、コツさえつかめば簡単です。