タグ

ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/watase (4)

  • トランプvsバイデン、どちらが世界に戦争をもたらす可能性があるのか

    トランプ政権は良かれ悪しかれ戦争や紛争を巻き起こすほど十分な軍事力や外交力を持つことはできなかった。しかし ......> 2016年トランプ大統領が当選直後には「第三次世界大戦が起きる」という全く根も葉もない与太話がメディアを賑わせていたことを思い出す。それらの中にはトランプ大統領は狂人であり、精神疾患を患っているという話まで飛び出るトンデモ説も存在していた。 実際のトランプ政権の外交・安全保障政策は、トランプ大統領の派手な言動とは裏腹に極めて抑制的かつ非介入的なものであった。筆者は毎年のように共和党保守派の年次総会であるCPAC(Conservative Political Action Conference)に出席しているが、そのイベント内の講演やシンポジウムで語られる内容もトランプ政権誕生以来従来よりも内向的なものになったように感じる。 トランプ政権はほとんど戦争に繋がる行動をし

    トランプvsバイデン、どちらが世界に戦争をもたらす可能性があるのか
  • なぜ「ボルトン回顧録」は好意的に評価されないのか

    ジョン・ボルトンの回顧録が反響を呼んでいるが...... REUTERS/Kevin Lamarque <ジョン・ボルトン回顧録が刊行され反響を呼んでいる。しかし、ボルトン氏の価値を一方的に落とすだけの結果しか生み出さず、その影響は限定的に留まるものと思う。その理由は......> ジョン・ボルトン回顧録(The Room Where It Happened: A White House Memoir)が発売されたことでメディア上で反響を呼んでいるようだ。 たしかに、トランプ大統領は元より、米国要人や海外首脳の発言まで網羅した同書は資料として興味深いものがある。しかし、筆者は同書の出版はボルトン氏の価値を一方的に落とすだけの結果しか生み出さず、その影響は限定的に留まるものと思う。 なぜなら、米国において外交・安全保障の機密を事実上開示することは極めて売国的な行為だからだ。そして、その対価と

    なぜ「ボルトン回顧録」は好意的に評価されないのか
  • 2024年、共和党はニッキー・ヘイリーを初の女性大統領候補者として擁立するだろう

    自らの大統領選挙のための予行演習のようなスピーチだった...... REUTERS/Kevin Lamarque <8月24日開幕した米共和党大会。この党大会中に行われた演説の中で異彩を放った人物はトランプ大統領の他に存在していた...... > 2020年米大統領選に向けた与共和党の全国大会が8月24日開幕、トランプ大統領は共和党の大統領候補に正式指名された。しかし、この党大会中に行われた演説の中で異彩を放った人物はトランプ大統領の他に存在していた。 それはニッキー・ヘイリー前国連大使である。インド系移民の両親を持つ女性の元サウスカロライナ州知事による演説は党大会におけるトランプ大統領の応援演説というより、むしろ2024年に向けた自らの大統領選挙のための予行演習のようなスピーチであった。 自らの外交政策や経済政策の実績、米国批判一辺倒・左傾化を強める民主党批判、米国のマイノリティーの可能

    2024年、共和党はニッキー・ヘイリーを初の女性大統領候補者として擁立するだろう
  • バイデンの「トランプか私かを迷う黒人は黒人ではない」発言の衝撃

    米大統領選で民主党候補指名を確実にしているジョー・バイデンの発言が問題に...... REUTERS/Carlos Barria <ジョー・バイデン元副大統領が発した言葉が物議を醸している。バイデンが持つ候補者としてのリスク、そして共和党としての攻め手が明確になった貴重な瞬間だった......> シャーラメイン・ザ・ゴッドとして知られるアフリカ系パーソナリティが務めるラジオ番組の取材で、民主党の大統領候補者に内定しているジョー・バイデン元副大統領が発した言葉が物議を醸している。 その発言は取材終了時間が来たために立ち去ろうとするバイデンに対し、パーソナリティ側から「NYに貴方が来たときは私たちのインタビューを受けてください。なぜなら11月まではまだ長い道のりがあり、私たちは多くの質問を持っているのだから」と言葉を投げかけられたときに、その返答としてバイデンの口から発せられた。 「あなたがト

    バイデンの「トランプか私かを迷う黒人は黒人ではない」発言の衝撃
  • 1