「あの村に行ったら、必ず謎の病で死んでしまう…」。全世界を今も恐怖させる『地方病』と、それを唯一根絶した日本の戦い 2015/10/12 2016/2/16 コラム , 世界の秘話 「あの村へ嫁に行きたくない…もしも行けば、必ず謎の病気になって死んでしまう…行くならば、お経を彫った鎧と棺桶を持っていく…」 数百年も前から、村人たちにこのように噂される、『謎の病気』が蔓延する村がありました。 山梨県甲府盆地――――――― この地域の村にいるものは、次々と謎の病気にかかり、お腹がふくれ、歩くこともできなくなって死んでいく…。 病気の感染率は、なんと驚愕の55%。 死亡率は100%で、この病気にかかると治療することが出来ず、必ず死ぬ。 この病気は山梨県だけのものではなく、なんと世界中の人々を恐怖に陥れていた不治の病でした。 しかし日本が世界で最初にこの病気の原因を特定し、今もなお続く世界の恐怖