アメリカは11月15日を「アメリカ・リサイクル・デー」と定めている。環境に配慮した日が設けられたことには理由がある。 リサイクルは道路からゴミをなくし、地球を傷つける採掘のニーズを削減し、雇用を促進する。 またリサイクルは地球温暖化の原因となる二酸化酸素の排出を抑えることができる。ポピュラー・メカニクス(Popular Mechanics)によると、アルミ缶1トン(約6万4000個)のリサイクルは大気中への二酸化炭素の排出量を10トン削減することにつながる。 だが、リサイクルは気候変動への万能薬ではない。 気候変動がもたらす破壊的な影響を抑えたいのであれば、我々は電力生産、交通、工業、農業、そして他の産業が生み出す温室効果ガスをドラスティックに、かつ今すぐ、削減しなければならない。 「地球温暖化を止めることはできない」 NASAのゴダード宇宙科学研究所の気象学者ギャビン・シュミット(Gav