瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る: 植樹による復興・防災の緊急提言 (学研新書) しっくりこない一冊。 今日の一冊は、過去にも取り上げた宮脇昭氏です。 内容は、震災によって出た大量の瓦礫。その利用可能なものと、毒と分解可能なものとを分別した、それ以外の土に混ざった木質瓦礫、レンガ、コンクリートの破片などはすべてをエコロジカルにもともと有効な地球資源として活用する。その上に土をかぶせ樹木の苗木を植える『瓦礫を利用した防潮林堤=森の防波堤プロジェクト』を語ります。 著者は、横浜国立大学名誉教授で、世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者として、これまで国内外1700カ所以上で植樹指導し、4000万本以上の木を植えている。『植物と人間』『木を植えよ!』など著書多数の経歴の持ち主。当然、被災地が瓦礫処理で困っている中、それを有効利用し処理していく立派な計画です。 しかし、しっくりこない。
超<集客力>革命 人気美術館が知っているお客の呼び方 (oneテーマ21)<集客力>革命 人気美術館が知っているお客の呼び方 (oneテーマ21) あなたは1年のうちに何度、美術館に足を運びますか!? 今、美術館は変わろうとしている。その最先端を走るのが、著者蓑氏が館長を務める兵庫県立美術館だ。 本書は、蓑氏が手掛け成功した美術館のノウハウがつづられる。大阪市立美術館ではフェルメール展、金沢21世紀美術館では初代館長として、地方都市として異例の年間130万人の入場者を達成。金沢の新しいシンボルとして国内外に誇れる結果をたたき出した。現在、兵庫県立美術館では今までの経験を踏まえ新しいアイデア打ち出す。 著者の蓑氏は、金沢生まれの鎌倉育ち。大学卒業後にカナダのロイヤルオンタリオ博物館に勤務。その後、アメリカで博士号を取得したのち、モントリオール美術館、インディアナポリス美術館でキャリアを積む。
図説 日本の植生 (講談社学術文庫) 森と言えば? 栃木県界隈に在住ならカラ松の森。 山形界隈ならブナの森。 富士山界隈ならアカマツの森を思い浮かべるかもしれない。 日本にはさまざまな森がある。 本書はその豊かな植生を250点に及ぶ写真・図表を駆使して解説した入門書。北海道から南西諸島まで細長く伸びる列島には、亜寒帯から亜熱帯にわたる気候のもとに多様な植物が存在する。その植物を個体としてではなく群落として捉え、分布と遷移を軸に生育環境との密接な関係を解明、自然植生から人為が影響する植生までを網羅した。自然保護や環境問題を考えるうえでも必読の書である。 とりわけ、畑、水田の雑草。帰化植物の植生までも網羅した冷静で鋭い解説がすごい。 昨今、森林回復や原風景を守ろうと運動が行われるが、ぜひその前に読んでおきたい必読の書です。 図説 日本の植生 (講談社学術文庫) -------------- お
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く