“35歳”を救え なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか この週末は大変です。 17日にギリシャの再選挙を控え、結果次第では金融市場が混乱する。 日本でも三党合意によって消費税増税の道筋が見えてきた。 多数の反対の意見もあるが、なぜ不景気のこの時期に消費税増税をしなくてはいけないのか?! ここに3年前に発行された一冊の本がある。 その名は『“35歳”を救え』ぜひ、この本を踏まえ解説させてほしい。 本書は、団塊ジュニア世代でもある当時の35歳にスポットを当てた一冊。 この世代は、大学卒業時にバブル崩壊後の就職氷河期の影響をもろに受け、10年前の35歳よりも年収が200万円も下がってしまった。また、フリーターもこの当時からあたりまえのように容認された世代で、現在の不景気をもろに受け、急激な社会変化にまきこまれた世代になる。 ちなみに私はこの世代よりも少し下です。 ではなぜ、この世代