京の花 (秋冬) (Suiko books) じりじりとした暑さがうそのように、涼風が身を包む。 まだ、夏の名残りがある秋の彼岸にも決まって彼岸花は咲く。季節は絶え間なく流れてゆく。 今日の一冊は、写真家 水野克比古氏が秋から冬にかけて咲く京の花の数々を美しいカラー写真で紹介する一冊。野の草に軒端に透き通った風を運ぶ季節に、哀愁の香をしのばせて咲く京洛の花々を写してくれる。 著者の水野氏は、京都をテーマにした写真集を多数出版する「京都写真」の第一人者。日本の伝統文化を深く見つめ、1969年から風景、庭園、建築など京都の風物を題材とした撮影に取り組んでいる。その作品は国内はもとより、「美しい京都を撮る写真家」として海外での評価が高い。 暑さもすぎ、観光シーズンでもある今日この頃。もし京都へ行く際は本書を片手に持っていくと、写真家ならではの目線もわかり、一味違った観光になるかもしれない。 さら
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