このごろ短歌に関する本を読んでいるのだが このごろ短歌に関する本を読んでいる。 短歌には本となったもの以外に、いや、それ以前の発生の場所として歌会などがあるらしい。 お題が出されて、それについて匿名で歌を提出する。歌人たちがお互いに点をつけ合う。題詠形式というらしい。 そんなことを読んで、おれは歌人でもないし、歌人になりたいわけでもない。 短歌を書いているわけでもないし、書いたとしてもそれを発表する気もないのに、「おいやめろ」と思ってしまう。 それはきついなーと思ってしまう。 なにせ、だれかと同じお題で競って、点数がつけられてしまうのだぜ。 それって、すごくきつくないか。苦しくないか。悲しくないか。怖くはないか。 おれは怖い。枕に顔を突っ伏して、足をばたばたしてしまうくらい怖い。 もちろん、歌会に誘われたわけでもない、参加しようとしたわけでもない。 ただ、そんなことを読んだだけで、そうなっ