前回と前々回の記事では、独自調査のデータなども紹介しながら、公立小中学校について、5~6割の保護者が休校中の学校の対応に不満で、不信感を高めていることを確認した。 前回記事:【休校中の宿題問題(2)】学校、教育行政は保護者の不満、不信にもう少し向き合ってほしい わたしの調査では、もともと不満があった人がより回答しやすい(不満のない人はスルーしている)という可能性もあるから、話が「仮に」半分だったとしても、2~3割の保護者の信頼感が落ちているとすれば、由々しき事態だ。 (写真素材:photoAC)■学校の対応をあきらめている保護者、転校を考えているという声も わたしは危機感をもっている。自由記入を読むと深刻なことが一層よくわかる。「もう学校、先生には期待していない」、「塾(または通信講座)を頼ります」、そんな声も寄せられている。次の意見もあった。 学校から出た課題の質はとても低く、ただの作業