2013年末、オーストラリア、ニューポートのビルゴラビーチ郊外に住むブルーム一家は、自宅付近の地面に横たわっている、生後わずか数週間のカササギフエガラスのヒナを保護した。 ヒナはかなり弱っていて危険な状態にあったが、獣医さんの助言のもと、一家はつきっきりで看病した。「ペンギン」と名付けられたヒナは一命をとりとめ、いまではすっかり元気となった。 ブルーム一家の愛情をめいっぱいうけて育ったペンギンさん。今ではすっかり自分も人間だと思い込み、家族の一員であることを全力で示す。とにかくもう、なつっこくてやんちゃでかわいくて、その様子はネット上に紹介され、あっという間に人気者となった。