セブン&アイホールディングスのオムニチャネル戦略が動き出した。セブン-イレブン、イトーヨーカ堂、デニーズから、そごう・西武、フランフラン(バルス)、赤ちゃん本舗、ニッセンまで、全国に約1万8000店舗を擁するセブン&アイグループにとっては「宿命」のオムニ戦略だ。 4月24日、オラクルが東京・大手町のパレスホテルで開催した「オラクル・インダストリー・リーダーシップ・サミット2014」。このイベントはIT大手のオラクルが主催する業界ごとに、ITの活用事例を紹介するもので、昨年に続き2回目となる。3月に米ボストンで開催されたイベントの日本版でもある。パナソニックやキヤノン、NTTドコモ、マツダ、アサヒグループHD、リクルートなど注目企業の講演も数多く用意されたが、その基調講演に登壇したのが、セブン&アイHDの村田紀敏社長。その経営戦略について1時間にわたって熱く語った。 ネットとリアルの融合こそ
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