宮城県岩沼市の総合南東北病院で、30代の女性看護師が、入院していた70代男性患者に暴行を加えたとして、停職3日の懲戒処分を受けていたことが26日、病院への取材で分かった。 病院によると、看護師は6月中旬の未明、病室で汚物処理をしていた際、男性の顔を殴ったという。男性は左頬が腫れ、湿布を貼る治療を受けた。 2人の口論を聞いていた別の患者が岩沼署に相談して発覚し、病院は患者の家族に謝罪した。 看護師は病院の聞き取りに対して暴行を認め、「患者に腹部を蹴られ、反射的に殴ってしまった」と話したという。
危険ドラッグを吸引してタクシーを運転したとして、警視庁交通執行課は、道交法違反(過労運転等)容疑で、東京都豊島区池袋、元タクシー運転手、丹沢彰二容疑者(54)を逮捕した。同課によると、危険ドラッグを吸引した運転で、事故を起こしていないのに逮捕するのは全国で初めて。丹沢容疑者は容疑を認め、「半年前から吸っていた」と供述している。 逮捕容疑は8月7日午前4時10分ごろ、大田区田園調布の区道で、危険ドラッグを吸引して正常な運転ができないおそれがある状態で、タクシーを運転したとしている。 タクシーがハザードランプを付けて蛇行運転しているのをパトカーで警戒中の警察官が発見。丹沢容疑者の服のポケットから危険ドラッグの入ったポリ袋や吸引用パイプが見つかった。 丹沢容疑者は同6日昼の運行直後に危険ドラッグを買って吸引し、約10人の客を乗せたとみられる。車内では客から「運転手さん大丈夫?」と聴かれたり、運転
東京都渋谷区が区民保養所に使うため購入した静岡県河津町の旅館が「アダルトビデオの撮影に使われた場所で、保養所には不適切だ」として、堀切稔仁区議が区長を相手取り、購入費用1億1千万円を旅館側に返還請求するよう求める訴訟を24日、東京地裁に起こした。 訴状によると、旅館は3月に休業し、渋谷区は4月に土地建物を買い取る契約を結んだ。しかし、堀切区議が調査したところ、平成18年から昨年までに複数回、アダルトビデオの撮影に使われていたことが判明。7月に契約解除を求めて住民監査請求したが棄却されたという。 堀切区議は「人々が安らぐための保養所にはなり得ない。老朽化が進んで購入価格も不当に高く、契約は無効だ」と訴えている。 渋谷区によると、保養所は改修を進め、10月のオープンを予定。区は提訴について「監査委員の判断が出ており、適法と考えている」とコメントしている。
政務活動費で日帰り出張など不自然な支出を繰り返していた兵庫県の野々村竜太郎元県議(48)が、県警の任意の調べに「出張はほとんど行っていない」と供述していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、県警の調べで、切手代として計上した政務費の大半で商品券などの金券を購入していた疑いなどがあることも分かっており、野々村氏はこれらの不正支出の大半を認める供述をしている。県警は動機や使途についても聴き、詐欺容疑での立件に向け捜査を進める。 収支報告書によると、野々村氏は平成25年度、東京や城崎温泉(兵庫県)など4カ所への日帰り交通費として、領収書を添付しないまま、195回分、計約300万円を政務費から支出。捜査関係者によると、そのほとんどについて、行っていないことを認める供述をしているという。野々村氏は、11年度から受け取った政務費1834万円を全額返還している。
東京・歌舞伎町で男性(67)に睡眠薬入りの飲み物を飲ませて眠らせ、現金などを奪ったとして、警視庁組織犯罪対策2課は昏睡強盗容疑で、東京都江戸川区南葛西、無職、斉悦●(=杉の木へんを丹に)(さいえつとう)容疑者(44)ら中国籍の女2人を逮捕した。同課によると、いずれも容疑を認めている。 歌舞伎町周辺では昨年11月~今年7月に同様の手口の被害が4件あり、同課が関連を調べている。 逮捕容疑は7月5日午前6時20分ごろ、新宿区歌舞伎町のファストフード店で、無職の男性に睡眠薬入りの牛乳を飲ませて眠らせ、近くのビルに運んで現金約3千円などを奪ったとしている。 斉容疑者らは店の近くで男性に「飲みに行きませんか」と声をかけ店に誘導。目薬用の容器に睡眠薬を溶かした液体を入れ、牛乳に混入させたとみられる。 ビル内で眠っていた男性を警視庁の捜査員が保護。尿検査で睡眠薬の成分が検出され、周辺の防犯カメラの画像など
朝日新聞は18日付朝刊で、慰安婦問題や東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長=昨年7月死去=の証言をめぐる誤報について、読者の反応を集めた投書欄「声」の特集版を掲載した。通常のオピニオン面とは別に3面の大部分を使う異例の扱いで、「購読をやめた」など厳しい批判を紹介している。 このうち京都府の英語塾経営者(77)は、今回の不祥事で約40年間続けた購読をやめたと告白。「真実を守ってくれている新聞だと思っていた。謝罪記事は読むにつれ、嫌悪感が増すばかり。ちらちら言い訳が入っていると感じられる」などと糾弾した。 東京都の会社員(44)は、朝日新聞の「スクープありきの姿勢」が問題だと指摘。「朝日が嫌う『戦争』が起きた構造と同じではないか。軍部の暴走が戦争を招いたとされるが、同じ過ちが朝日にも起きてはいないだろうか」と述べ、社の体質を鋭く批判した。 一方で、この日の声欄では「今は小さな声で『まだ朝日をと
15日午前9時半ごろ、宮崎県日向市東郷町八重原迫野内の国道327号の八重原大橋付近で、母娘3人が乗った軽乗用車が約20メートル下の川に転落し、90歳の母親と59歳の娘が死亡した。63歳の娘も重傷を負ったが、命に別条はないという。 日向署によると、死亡したのは宮崎県椎葉村、無職、下田ハルエさん(90)と同村、無職、下田葉子さん(59)。運転していた同県延岡市川島町の無職、小栗礼子さん(63)は胸や肘の骨を折った。 現場は左カーブで、車は右側に飛び出し、フェンスを突き破って転落。近所の人が110番通報したという。日向署が事故の原因を調べている。 親類によると、ハルエさんは孫の結婚式で着る服を買うため、娘と出掛けたという。
古物商「まんだらけ」(東京都中野区)の店舗で漫画「鉄人28号」のブリキ製人形が万引された事件で、東京地検は8日、窃盗罪で、千葉市若葉区都賀の台、港湾荷役作業員、岩間和俊容疑者(50)を起訴した。地検は略式起訴にしなかった理由を「被害金額や動機を総合的に判断した」としている。 起訴状によると、岩間被告は8月4日午後5時ごろ、中野区中野のまんだらけ中野店で、ブリキ製人形(販売価格27万円)を盗んだとしている。 事件をめぐっては、まんだらけが人形を期限内に返却しなければ、防犯カメラに写っていた人物の顔写真を公開すると警告し、議論を呼んだ。岩間被告は人形を6万4千円で売却しており、逮捕後に「騒ぎになっていることは売った後に知り、返そうにも返せなかった」と供述していた。 捜査関係者によると、岩間被告が約3年前にも別のまんだらけの店舗で人形を万引していたことが分かったが、すでに返却しており、立件は見送
松本区検(長野県松本市)は8日、がんに効果があるなどとうたった飲料水を無許可で販売したとして、薬事法違反の罪で、同県諏訪市の水販売会社「エーイーエム」の菅原越雄社長(62)と法人としての同社を略式起訴した。松本簡裁は同日、菅原社長と同社にそれぞれ罰金100万円の略式命令を出し、同日納付した。 菅原社長は8月、飲料水「強命水 活」などの商品を「がん細胞をも押さえ込む」などとウェブサイト上でうたい、無許可でインターネットを通じ販売したとして、県警に逮捕された。 菅原社長と共謀したとして、妻(62)と長男(30)も逮捕されたが、長野地検松本支部は8日、2人を不起訴処分にした。地検は理由を明らかにしていない。
神奈川県は4日、県動物保護センター(平塚市土屋)に収容していたミニチュアダックスフント(雌、10歳以上)が、受託業者の50代の男性従業員に暴行を受けて死んだ可能性があると発表した。県の相談を受けた県警平塚署が、動物愛護法違反の疑いで調べている。 県によると、同日午前8時ごろ、犬舎の清掃中にこの犬に手を噛まれた男性従業員が、直径約1センチの金属製の棒で犬の頭部や腹部を複数回たたいたとみられる。同8時半ごろ、県職員が瀕死(ひんし)の状態の犬を発見。男性従業員に聞き取りを行ったところ、「噛まれて腹が立ったのでたたいてしまった」と話したという。犬の病気を理由に元飼い主が飼えなくなり、8月に同センターに収容されていた。
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