昭和歌謡の名曲、欧陽菲菲さんの絶唱で有名な「ラブ・イズ・オーバー」をJUJUさんがカバーしているのだが、これの編曲者が松浦晃久さんで、そのリハモナイゼーションがチャーミングなので、コピーしてみました。音はこちら。 最初の部分はほとんど原曲を忠実になぞっている。 さびにはいって、18小節目の後半I7(B7)の代わりにG#7#9を配して一瞬C# minor(嬰ハ短調)を響かせる。 20小節目の後半からは更に凝っていて、D#m7からD7を経てC#m7/F#7のII-Vに行くと見せかけてまさかのFm7b5(E#m7b5)を出して一瞬D# minor (嬰二短調)=主調から言えばIII度調 へ一瞬転調する。また本来ならば Fm7b5はBb7につながるべきところ、Bb7の代わりに裏コードであるE7b5をもってきているので更に複雑になっている。しかし、実際に演奏されたものを聞くと新鮮でありながら実に自然