日本郵政の長門正貢社長は24日の記者会見で、傘下のゆうちょ銀行で社内のルールに反する方法で投資信託を販売していた事例があったことなどを踏まえて、保険や投資信託の販売目標をなくすことも含めて見直しを進める考えを示しました。 また同じく傘下のかんぽ生命では、既存の保険契約から新たな契約に乗り換える際に、顧客に不利になるような乗り換えの事例も新たに確認されたということです。 これらについて日本郵政の長門社長は24日の記者会見で「ゆうちょ銀行では守るべき社内ルールが順守されなかった。かんぽ生命については明確な法令違反があったとは思っていないが、反省している」と述べました。 また問題の背景に、職員に対する販売目標があるかどうか問われたのに対し「顧客重視の方向で動いており、ノルマがあったからだという議論にはくみしたくない」と述べました。 その一方で、長門社長は「ただただ成績を上げればいいとならないよう