読売新聞の記事によると,一昨年惜しまれながら歴史に幕を下ろした交通博物館(現在は鉄道博物館(さいたま市)が後継施設として開館)が,東京大学の廣瀬通孝教授らの手によってデジタルでアーカイブ化されようとしています.記事によると,廣瀬教授らは,さいたまへの移転の前に,閉館した交通博物館の外観・内部の写真を合計4万3185枚撮影し,CGで作成した「骨格」に貼り付けることにより3D映像で交通博物館を再現しようとしています.完成すれば交通博物館を仮想的に散歩することもできそうです. 東京に住んではいないけれど交通博物館が好きだったタレコミ子,12月に東京に行く用事があったときに万世橋に立ち寄ったところ交通博物館はきれいさっぱりなくなっており,寂寥感を感じたりもしましたが,今回の廣瀬教授らの試みには期待しています.