日常の情報収集や企業のマーケティングで、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを活用するケースが増えてきた。ITリテラシーも高く、情報感度の高いエンジニアは、どう活用しているのか。800人の利用調査と、ループス斉藤徹氏への取材から実態を探る。 3月の東日本大震災では、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)が大活躍したと言われる。Twitter上では震災後すぐに家族・親族の安否を尋ねる情報が飛び交い、ハッシュタグをつけることで、地域ごとの被災・避難情報が共有される動きもあった。これはmixiなどでも同様である。「TwitterやFacebookには、震災情報が集まっているから」と、この時期に初めてアカウントを取得する人も急増した。 電源とインターネット回線さえ生きていればという条件付きだが、Twitter、mixi、Facebookなどのソーシャルメディアは、災害時に