MXの名を継承したクラシカルなデザイン ペンタックスの高級コンパクトデジタルカメラ「PENTAX MX-1」は、今年1月に米ラスベガスで開催された「International CES 2013」にて初開されたカメラで、特にそのデザインが注目された製品だ。直線を中心にして角張った横長のデザインはフィルム時代のカメラを思わせ、特に正面の「MX-1」ロゴは、銀塩カメラ「MX」と非常によく似たフォントを採用している。 とはいえMX-1はファインダーのないコンパクトデジカメで、軍艦部がなかったり、ホットシューが非搭載であったりと往年のMXと異なる部分もあるが、この角張ったデザインとロゴは「MXの流れをくむ」製品であるという、ペンタックスの意志を感じる部分だ。