独自の競馬予想ソフトを使って馬券を大量購入していた元会社員男性(41)の脱税事件で、外れ馬券を「経費」と認めて脱税額を大幅に減額した一、二審判決が確定する見通しとなった。最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)が3月10日に判決を言い渡すことを決めた。二審の結論を見直す際に必要な弁論を開かないため、二審判断が維持される公算が大きい。 男性は2007〜09年、日本中央競馬会(JRA)が運営するサイトで馬券を購入。計約28億7千万円を投じて30億円余りの払戻金を得たが、税務申告をせず、約5億7千万円を脱税したとして所得税法違反の罪で起訴された。男性は無罪を主張していた。 13年の一審・大阪地裁判決は、男性のように継続的に大量に馬券を買うケースは「娯楽の範囲を超えて資産運用にあたる」と判断。外れ馬券を「経費」と認め、脱税額を5200万円に減らし、懲役2カ月執行猶予2年(求刑懲役1年)の有罪判決を
【ワシントン=中島達雄】2025年からの火星移住計画を進めるオランダの民間非営利団体「マーズワン財団」は16日、「最初の移住候補者を100人に絞った」と発表した。 日本人はメキシコ在住の日本料理店シェフ、島袋悦子さん(50)が選ばれた。 火星に居住区を作り、まず4人、最終的に24人を宇宙船で送り込む計画。移住の費用は、テレビ放映のスポンサー料や一般からの寄付などで賄うという。 希望者は13年に募集し、約20万人が応募。財団はインターネットによる面接などを重ね、今回は医師の健康チェックで男女50人ずつを選んだ。居住地別の内訳は米国39人、欧州31人、アジア16人などで、日本在住の米国人などもいる。 島袋さんは取材に対し、「20万人の中の100人に選ばれ、大変光栄。最終審査も通過して移住を実現し、火星ですし屋を開きたい」と話した。
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