余震で避難する人々。マグニチュードは7.3と推定された。(Photograph by Metin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images) ネパール東部で12日、マグニチュード7.3の地震が起こった。多数の死者が出ているほか、地すべりも発生しており、この地域が世界有数の地震発生地域であることを知らしめた。 米国地質調査所(USGS)では今後も余震が続く可能性があるとみており、ここ数週間のものより強い揺れになることもあり得るとの見方だ。ある箇所で地震が発生すれば、隣り合った断層にストレスを加える原因になるため、地震がさらに地震を呼ぶことは珍しくない。 USGSによれば、マグニチュード推定7.3という12日の地震は、先月25日に発生した大地震以降の数十回の余震の中でも最大だという。この余震で少なくとも68人が亡くなり、数千人が負傷した。 4月の地震で破壊された断層で