東京都江戸川区出身。中学卒業後、肉体労働などをしながら、同人誌に小説を発表。2004年、「けがれなき酒のへど」が同人雑誌優秀作として「文学界」に転載されデビュー。07年、「暗渠(あんきょ)の宿」で野間文芸新人賞、11年に「苦役列車」で芥川賞を受賞した。日雇い仕事を続ける19歳の孤独と青春を描き、後に映画化された。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています いっそスガスガしい。何がって2月4日から公開中の「大怪獣のあとしまつ」のことである。 (C)2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会 こんな内容を、ここまでの超豪華キャストを集めて、最高峰の特撮技術も使って、最大規模で公開しているのは、はっきり言って正気の沙汰ではない。良い意味でも悪い意味でも(だいたい悪い)二度とはないタイプの「何か」が誕生しており、個人的には2022年のワースト映画が早くも決定した。 本作はぜひ、映画館で目撃してほしい。矢継ぎ早に繰り出される全てのギャグシーンで誰1人としてクスリともせず、観賞後にはお通夜のような静寂に包まれる、虚無を超えて禅の境地のような体験ができるはずだ。 個人的には「序盤からの悪い予感が全て当たる」というのも初めての経験だった。人によっては「この映画を先に始末するべき」などととブチギレてもお
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