鎌倉市のミニバイクに使われる「ご当地ナンバープレート」の交付が6日、市役所と市内4支所で始まった。1番から先着順に割り振られる市役所には開庁前から市民が列をつくり、年明け早々縁起のよいにぎわいを見せた。 市がデザインを募集し市民の投票によって選ばれたのは、七里ケ浜を背景に江ノ電が鎌倉高校前の踏切を走る絵柄。排気量50cc以下は白、90cc以下は黄色、125cc以下はピンク色だ。 白とピンクの「1」を獲得したのは、同市寺分の男性(37)。前日5日午後5時から「フル装備」の厚着で待ち、「思っていたより人がおらず、ラッキーだった」とガッツポーズ。黄色の「1」「2」は七里ガ浜の男性(42)が獲得し、「いつも通っている場所の絵柄なので」と喜びもひとしおの様子。一緒に来ていた長女(8)、次女(6)も高々とプレートを掲げた。 この日は計257枚のプレートが交付された。