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ブックマーク / odanakanaoki.hatenablog.com (1)

  • 『歴史への問い/現在への問い』 - 小田中直樹・仙台ドタバタ記

    大門正克『歴史への問い/現在への問い』(校倉書房、2008) いただきもの。 おすすめ。 ■著名な日経済史学者・大門さんは、あまり知られていないかもしれないが、もっともすぐれた歴史関係の論客のひとりでもある。ぼくは、彼のアーギュメントを読むたびに、納得したり首をひねったりしながら、いろいろなことを考えさせられてきた。そんな大門さんの評論集が届いたので、ようやく時差ボケがとれてきたこともあり、一気に読みきる。 ■大門さんによれば、 一世を風靡した【国民国家論】は、近年の【新自由主義】のはらむ問題点を指摘し、いわゆる【新自由主義史観】に対抗するには、無力である。 それは、国民国家論が、歴史の主体のとらえかたとして【方法論的個人主義】を採用しているからである。 むしろ、歴史の主体は、【複数の相矛盾するアイデンティティ】の保持者として、【地域あるいは現場】の次元における【経験】という側面から把握

    『歴史への問い/現在への問い』 - 小田中直樹・仙台ドタバタ記
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