あわわ小沢健二めっさ怖い。というか胸が痛い。リアルタイムではヒットシングルをいいなと思って聴くぐらいだったんだが、今あの頃のオザケン盛りと同い年くらいになって、懐古に走って聴いてみたら、このオザケンの歌詞の怖さはなんなんだと思った。 「夢で見た彼女と会ってfeel alright/誰かのちょっと待ってなんて知らない」「誰かにとって特別だった君を/マークはずす飛び込みでぼくはサッと奪いさる」 この歳になってみると寝取られ側に同情して辛いし、「誰か」という凡人が王子然とした人にしれっと奪われたあとの空白が怖い。 「長い階段をのぼり/生きる日々が続く/大きく深い川/君と僕は渡る」 何だ、これから長く流されそうな深みをくぐってかなくちゃならんのだな…人生にはもがくだけの力が要るな…。 「たぶんこのまま素敵な日々がずっと続くんだよ」 あー最後には言い切った!ひぃ怖い!ありえない事を言い切ってそれを嘘