去年、北海道日高町の牧場で、海外や国内のレースで活躍した名馬「タイキシャトル」のたてがみが切られているのが見つかった事件で、警察は埼玉県の55歳の女を器物損壊の疑いで逮捕しました。日高地方では引退した競走馬のたてがみが切られているのが相次いで見つかっていて、警察は関連についても調べることにしています。 警察によりますと、たてがみは鋭利な刃物で幅およそ8センチ、長さおよそ15センチにわたり切られていたということです。 日高地方の牧場では、ほかにも日本ダービーや菊花賞などのレースを制して引退した競走馬のたてがみが切られているのが相次いで見つかっていて、捜査を進めていた警察は27日、埼玉県川口市の無職田中和世容疑者(55)が「タイキシャトル」のたてがみを切った疑いが強まったとして器物損壊の疑いで逮捕しました。 容疑を認めているかどうかは明らかにしていません。 警察はたてがみを切り取った動機や一連