チェス世界王者のマグヌス・カールセン(2022年8月8日撮影)。(c)Arun SANKAR/ AFP 【9月21日 AFP】チェスの世界王者マグヌス・カールセン(Magnus Carlsen、ノルウェー)が、オンラインでの大会中に突然投了する出来事があった。チェス界では最近、不正に関する騒動があり、それが再燃する形となった。 19日夜に行われたオンライン大会の「ジュリアス・ベア・ジェネレーションカップ(Julius Baer Generation Cup)」で、12歳年下の新星ハンズ・ニーマン(Hans Niemann、米国)と対戦した31歳のカールセンは、わずか一手を打っただけで一言も発さずに投了し、あぜんとする解説陣の前でウェブカメラをオフにした。 本人からの説明はないが、これは過去にオンライン戦で不正をはたらいたことを認めているニーマンへの抗議だとみられている。カールセンは1週間前
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