上野千鶴子さんとの対談『快楽上等! 3.11以降を生きる』が好調の著述家・湯山玲子さんと、『すべてはモテるためである』『恋とセックスで幸せになる秘密』が話題沸騰中のAV監督・二村ヒトシさん。 4月16日(火)に開催された、「男女のモテと快楽について」をめぐるお2人の白熱したトークショーから、その内容のごく一部を抜粋し、全4回でお届けします。 湯山玲子さん(以下、敬称略): いま、「モテ」ってすごく分が悪い言葉になってしまいましたね。 「草食男子」なんて言われて、男の人が大挙して女の人から逃げ出したと思ったら、さすがに女の方も、アンアンの特集での「セックステク、プロ並になる」モードから正気に返ったというか、いまや女の人も「ケッ」てなもんでね。 二村ヒトシさん(以下、敬称略):「女も男を必要としなくなってきた」ってことですか? 湯山: 「負け犬」って言葉が生まれた辺りから、「もういいよ、女だけ