インドの五輪委員会が、役員の汚職問題が原因で停止された国際オリンピック委員会(IOC)の加盟資格を回復できないためだ。アルペンスキー、クロスカントリースキー、リュージュの3選手が、個人資格で参加する。 IOCは、インド五輪委が開いたスポーツ大会に絡む汚職事件で、逮捕された同委事務局長が2012年に再選されたことなどを問題視し、インドの加盟資格を停止した。IOCは、ソチ五輪開幕までの組織改革などを資格回復の条件として求めていたが、インド五輪委は本紙の取材に対し、「組織改革は間に合わない。選手には個人で参加してもらう」と語った。