フランス・パリの地下には「カタコンブ・ド・パリ(Catacombes de Paris)」と呼ばれる世界最大のカタコンベ(地下墓地)が存在しています。パリの大都市の地下に形成された巨大な死者の帝国は、ヨーロッパに見られるカタコンベとは違い、初めから墓地として作られたわけではなく複数の歴史的経緯が重なり今日に至っています。 1. アンフェール門(地獄門)の近く、ダンフェール=ロシュロー駅のすぐそばにあるパリのカタコンベ「カタコンブ・ド・パリ」。入り口には「止まれ!ここは死の帝国である(Arrête! C’est ici l’empire de la Mort)」と刻まれています。 2. 200人の入場制限のため入り口には数百人の行列が作られることも。4時間待ちとなることもしばしばとのこと。 3. 130段の階段は約18mの地下につながっています 4. 狭く滑りやすいく石の通路には湿った空気が