「死者と生者の仲良し時間」 「仲良し時間」とは、鈴木秀子著の「死にゆく者からの言葉」(文芸春秋社 1700円)に出てくる言葉である。「死者と生者の仲良し時間」(文芸春秋社1333円)を購入した。後者の本の中に「けんちゃんからの贈り物」という文章が書かれている。 6歳:白血病。母親の友人がお見舞にきて、『死にゆく者からの言葉』という本を渡された。母:「読んでいるうちに涙が止まらなくなり徹夜して読み上げた時、不思議な力で他人への不信感が払われ、人への信頼感が深まり、自分が変わったと強く感じ、心の底から温かさがあふれてきました。人とのつながりというものを確信をもって感じ初め、3人のお医者さんに、この本を読んでもらいたいとの強い希望を持ちました。しかし、一方でこういう題名の本が、科学万能主義かもしれない医師たちに、どう受け取られるかという懸念もありました。それぞれの先生にこの本を読んで下さいと手渡
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