『Googleとの闘い』という本があって、google万歳の世の中で、どういうスタンスの本だろうと思って、あまり期待しないで買って来たが、中身はとても良い本であった。 ひとことでいうと「まっとうな本」や。googleの検索機能や世の中に果たしとるプラスの働きを評価しとりとともに、問いかけはシンプル、googleだけでええんか? googleだけ、信じとってだまされんか?というもの。 googleは、未公開の検索アルゴリズム、英語主義、広告による資本主義・市場主義というバイアスがかかっている。検索エンジンが知的な営みの中心になりつつあるのに、放任主義でええんか、ということ。 とてもまっとうでしょう? http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4000226177.html 著者は、フランス国立図書館の館長も務めた歴史学者で、図書館や出版社や書店については、これか