ダイナミックレンジとは、デジカメの映像素子に入ってくる光(レンズを通す映像)の、 最も明るい部分から最も暗い部分までにおける、『映像素子が感応できる明暗差の幅』 のことです 屋外の太陽の下でも、室内の照明の下でも、普通は、必ずどこかに光の当っている部分と影の部分ができます。 そしてその明暗の差は、真夏の炎天下のような強い光の下では大きくなりますし、建物内とか一般的なご家庭の照明の下では小さくなります。 ですので、それを写真に撮ると、1枚の写真の中には明るい部分と暗い部分が同時に写ることになるのですが、その時、明るい部分が明るすぎると真っ白に写ってしまって、暗い部分が暗すぎると真っ黒に写ってしまう場合があります。 どちらの場合も階調がなくなって、その部分には ”何も写っていない” のと同じ状態になってしまうのですが、この、真っ白になってしまう部分を 『白飛び』、真っ黒になってしまう部分を 『