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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (3)

  • なぜ日本は韓国に「感謝」されないのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は雨かと思ったら意外に晴れまして、けっこう蒸し暑い感じでした。 さて、ルトワックのゲラ直しも終盤にかかってきまして、最後の追い込み状態に入ってきているのですが、前回のエントリーでも引用した彼の韓国分析について、もう一箇所面白いところを抜き書きしておきます。 === ●教育を受けた若い韓国人たちの反米感情について述べてみよう。彼らは単なる事故が起こっただけでも容易に怒りを爆発させてしまう。そして直ちに自国の政治指導者たちを「米国の言いなりだ」と言って問い詰めるのだ。 ●なぜこうなってしまうのかについてはわざわざ説明する必要はないだろう。それは人間の感情として、最も根的なものに根ざしたものだからだ。 ●つまり、見返りを求めない施しというのは、受け取り側の屈辱感へと容易に変化するからだ ●これについて興味深い例は、アルメニアの例だ。この国の大統領ヌバル・パシャ(Nubar Pa

    なぜ日本は韓国に「感謝」されないのか | 地政学を英国で学んだ
  • なぜ本物の戦略論では「勝ち方」を教えないのか:その3 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横須賀は朝から雲ひとつない快晴でした。 さて、昨日のエントリーのつづきをもう一度。 では「物の戦略の」とはどのようなものかと言えば、これはとにかく「勝ち方」よりも「考え方」を書いているものが多い。 その典型が、何度も言うようにクラウゼヴィッツの『戦争論』なわけですが、このはたしかに様々な欠点(不明瞭、矛盾、長すぎる等)がありながらも、戦略の「考え方」を教えてくれているという意味では群を抜けてすごいなわけです。 しかしそのすごさというのは、なかなかわかってもらえません。その決定的な理由を理解するための一つのわかりやすい例は、私はライオン(というかあらゆる捕動物の)の「狩りの教育」なのかなと思っております。 まずライオンというのは、子供ができると最初は自分たちがとってきたエサを与えるだけです。 ところが子供がある程度育ってくると、今度は子供を狩りに参加させたり、最後は自分たちだ

    なぜ本物の戦略論では「勝ち方」を教えないのか:その3 | 地政学を英国で学んだ
  • 退屈で孤独な時間が、創造性を高める | 地政学を英国で学んだ

    今日のイギリス南部は朝から天気が悪く、昼前から雪が降りました。まだ真冬で、このような状態があと一ヶ月続くそうです。 元コースメイトの英人女子二人とめちゃめちゃビッグなランチべまして、そこで聞いた話がなかなか面白かったのでここに書こうと思ったのですが、例の「累積・順次戦略」とスーザン・ケインの『クワイエット』というの話を裏付けるような非常に興味深い記事がBBCに載っていたので、今日はその要約を。 === 子供を「退屈」にさせるべきだ By ハナ・リチャードソン ●テレサ・ベルトン博士がBBCに語ったところによると、「子供を常に行動的にしておくべきだ」というわれわれの文化的な刷り込みは、逆に彼らの想像力の発達を妨げることになるらしい。 ●彼女は、作家のミーラ・シアルと芸術家のグレイソン・ペリーに、子供時代にいかに退屈な時間が彼らの創造性をつけるのに役立ったのかを聞いたという。 ●シアル女

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