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2008年3月2日のブックマーク (1件)

  • 西日本新聞 西スポ50周年企画 アマ列伝 [42] 宇部商高 藤田 修平

    軟式の社会人チームに所属し復活を期す(写真上)、98年夏の甲子園の豊田大谷戦でサヨナラボーク。試合が終わってもぼうぜんとした表情だった。(写真下) 「友達が僕を紹介するときに『あのボークをした人』と言えば、初対面の人でも分かることが多いんです。おかげで『ボークの人』って言われています」。藤田修平(23)は笑った。 98年8月16日、夏の甲子園2回戦。2年生の藤田は宇部商の左腕エースとして豊田大谷(愛知)と戦った。2―2の延長15回裏無死満塁、カウント2―1からの4球目、セットポジションに入ろうとした藤田は動作の途中でやめてしまう。その瞬間、両手を広げる林球審。「何が起きたのか分からなかった」。3時間52分の死闘は突然、幕を下ろした。 二塁走者にのぞかれている感じがした上達之捕手(現西武)は、試合終盤にサインを変更。問題のシーンでは外角球を要求するサインを出し、少し遅れて内角球のサインを出