蔵書を裁断して電子化する「自炊」についてのニュースや記事などを目にする機会が増えましたが、それでふと、寿岳文章さんの『モリス論集』を思い出したので読み直してみました。「画像はありません」という本を読んだわけではありません。 モリス論集 (ちゅうせき叢書) 寿岳 文章 沖積舎 売り上げランキング : 1241749 Amazonで詳しく見る by AZlink モリスというのは、森末慎二さんのニックネームのことかと思われる方が多いかもしれませんが、そうではなくてウィリアム・モリスのことです。ウィリアム・モリスは「モダンデザインの父」とも呼ばれてシャレオツな雑誌などに登場することも多いので、植物の模様の壁紙なんかを目にした方も多いのではないでしょうか (記憶にないという方は「ウィリアム・モリス」で画像検索してみてください)。 モリスは多方面で活躍した人でその全体像をここでかいつまんで話すことは
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