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心理と経済に関するsuna_zuのブックマーク (4)

  • 『あなたのお金と投資脳の秘密 神経経済学入門』:紙魚:So-netブログ

    ・反射システム(研究者によってはシステム1と呼ぶ)が「ほとんどの判断や決定を最初に行う」と言う。直感を頼って、まず状況を理解する。そして直感で理解できない時にだけ、分析システムを利用する。人間は主に、システム1というソフトウェアで動いている。 ・避けるべきリスクや追求すべき報酬が現れない限り、身の回りで起こっているたいていのことは無視できるのである。 ・考えることは、疲れることだ。熟考システムは必要がなければ、何もしたがらないのだ。 ・熟考脳が何か他のこと(7桁の数字を覚えるような)を考えるのに忙しいと、衝動は簡単に熟考脳に打ち勝つことができる。一方、(2桁の数字を覚える程度で)他のことをあまり考えずにすむ時は、熟考システムは反射システムの感情的な衝動を抑えることができる。 ・専門家の言うことが正しいかどうかは、以下のことを一つ以上観察すれば証明できる。 (1)専門家が上がると予想した後に

  • 再現性問題のはなし - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

    経済セミナー2022年6・7月号 通巻726号【特集】経済学と再現性問題 日評論社Amazon 最近は計量経済学・統計学方面の方々との交流が多いんですが、そのご縁で『経済セミナー』の2022年6・7月号が再現性問題を取り上げていたと知り、入手して読んでみました。特集部分の目次を以下に引用すると、 特集= 経済学と再現性問題 【鼎談】再現性の問題にどう向き合うか?……川越敏司×會田剛史×新井康平 心理学における再現性の危機――課題と対応……大坪庸介 経済学における再現性の危機――経済実験での評価と対応……竹内幹 フィールド実験・実証研究における再現性……高野久紀 健全な研究慣習を身に付けるための実験・行動経済学101……山田克宣 再現性問題における統計学の役割と責任……マクリン謙一郎 という内容で、幾つかの分野にまたがって論じられています。特に、このブログ含めて個人的に度々お世話になってい

    再現性問題のはなし - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ
  • 「ファスト & スロー」へのコメント|Yuki Yamada

    を授業で学生のみなさんに書いてもらいました(レポート課題で)。そこで,公開可と言われたものだけをいくつか載せておきます。公開不可のやつには1万字くらいのもありましたので残念。ちなみに書いてくれたのは非心理系の学部2年生です。 読んでもらったはこれです。 ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー」上・下 それでは以下にいくつかご紹介しておきます。 ーーーーーーーーーー 私たちが思っているほど、私たちは賢いのか。 by ペンネームなし 何をもって賢いとするかは議論の余地があるが、賢いということを合理的であると定義するなら、人間は思っているほど賢くない。多くの人は反論するだろう。人は馬鹿ではない。人が地球で最も栄えていることや、他のチンパンジーなどの生物との比較を根拠にする人もいるかもしれない。それを否定するつもりはない。地球上で人より栄えている生物はいないし、チンパンジーよりは間違いなく賢い。

    「ファスト & スロー」へのコメント|Yuki Yamada
  • 不道徳な経済学 / ウォルター・ブロック - 誰が得するんだよこの書評

    人生を左右する一冊というものがある。 僕にとって高校生のときに読んだこのが、経済学政治思想にハマるきっかけだった。書では、社会的に不道徳だとされている人間こそが、ヒーローだと主張する。なぜなら、彼ら彼女らこそが不道徳という汚名を引き受けてまで、もっとも重要な価値―――個人の自由―――を守る防波堤だからだ。たとえば、麻薬の売人は書によればヒーローである。麻薬を使ってラリようが、アルコールを飲んで酩酊しようが、どちらも人の意思で行われている以上、両者を区別する必要はないはずだ。 にもかかわらず、立法者は麻薬の使用は禁止し、アルコールの使用は合法化している。それによって酒屋の主人は道徳的に非難されることはないが、麻薬の売人はクズ扱いされる。だからこそ、著者は麻薬の売人こそを道徳的に擁護するのである。 もし彼らが身体を張って麻薬を供給しなかったら、一体誰がシャブ中の幸福追求権を実質的に担

    不道徳な経済学 / ウォルター・ブロック - 誰が得するんだよこの書評
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