子供の頃、一度だけ行ったことがあるものの、通天閣の写真は残念ながら持っていない。というか、大阪の写真自体、あまり手元にない。なんとか見つけたのがこれ。私の「マンホールコレクション」の一つ。多分これは大阪城。はっきり言って、無関係ですね。 今度、通天閣に行ってみようっと。ビリケンさんにも会ってみたいし。 ------------------------------------------------------ さて今日の本は、西加奈子の「通天閣」です。 内容紹介 どうしようもない人々が醸し出す、得体の知れないエネルギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。八方ふさがりに見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが