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2010年2月26日のブックマーク (1件)

  • 『最果てのイマ』論(4)―トラウマをめぐって - tukinoha’s blog

    最果てのイマ 出版社/メーカー: ザウス【純米】メディア: CD-ROM購入: 4人 クリック: 172回この商品を含むブログ (42件) を見る(承前) デリダの言うように他者を「歓待」することが、他者を言語の通じない異邦人、狂人とみなすことから出発するのだとすれば、言語を用いて他者とコミュニケーションを行うということの実体について考え直してみる必要があるだろう。そもそも他者を唯一的・単独的な存在として扱うという「歓待」の趣旨からすれば、反復によって意味をもつ言語は、他者の唯一性を表現することができないのではないか。言語は常に「かつて誰かが使ったもの」であり、置き換えを拒むどのような経験であっても、一般的な言語としてのみ語ることができるのではないか。他者と言語についてはこのような問題が考えられるわけだが、まずはそれに対して時間的に先立つ事柄として、言語の「呼びかけ」的側面について考えてみ

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