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2011年3月11日のブックマーク (2件)

  • 太宰治 風の便り

    拝啓。 突然にて、おゆるし下さい。私の名前を、ご存じでしょうか。聞いた事があるような名前だ、くらいには、ご存じの事と思います。十年一日の如く、まずしい小説ばかりを書いている男であります。と言っても、決して、ことさらに卑下(ひげ)しているわけではございません。私も、既に四十ちかくに成りますが、未だ一つも自身に納得の行くような、安心の作品を書いて居りませんし、また私には学問もないし、それに、謂(い)わば口重く舌重い、無器用な田舎者(いなかもの)でありますから、濶達(かったつ)な表現の才能に恵まれている筈(はず)もございません。それに加えて、生来の臆病者でありますから、文壇の人たちとの交際も、ほとんど、ございませんし、それこそ、あの古い感傷の歌のとおりに、友みなのわれより偉く見える日は、花を買い来てと楽しんでいるような、だらしの無い、取り残された生活をしていて、ああ、けれども、愚痴は言いますま

    sunagi
    sunagi 2011/03/11
  • 最果てのイマ レビュー

    見どころ: シナリオ 前半はライターの愚痴。後半が手に汗モノのSFアクション。 面白いけどしかし…というような評価になりそうなゲームです。 *例によって独断的な考察・レビュー・感想です。 ......................................................................................................................................................................................................................................................... ■ シナリオの構造 プレイヤーは最果てのイマが残した記録を辿る形でシナリオを読み進めているという形式であり、ヒロ