政府税制調査会がサラリーマンに対する増税案を答申に盛り込み波紋を呼んでいる。なぜ中間層以下のサラリーマンは狙い撃ちされるのだろうか…(Photo/Shutterstock.com) 政府税制調査会がサラリーマンに対する増税案を答申に盛り込んだことが波紋を呼んでいる。政府税調の答申はあくまでも中長期的な方向性を示したもので具体的に検討されているわけではないが、世論は納得していない。なぜ政府は中間層以下のサラリーマンを狙い撃ちにするのだろうか。 【詳細な図や写真】「取れるところから取る」ことしか考えていない政府にとって、中間層以下のサラリーマンの給与は巨大な貯金箱に見えている?(Photo/Shutterstock.com) 首相は「まったく考えていない」と否定しているが… 政府税制調査会は2023年6月30日、とりまとめた答申を岸田文雄首相に提出した。政府税調の答申は中長期的な税の方向性を示