先月、東京・池袋で車が暴走して12人が死傷した事故で、車を運転していた87歳の男性に対する任意聴取は約5時間にわたりました。今後の捜査はどのように行われるのでしょうか。任意の事情聴取が行われた目白警察署から報告です。 (社会部・中條雄喜記者報告) 警視庁は今週に入って入院している病院で飯塚元院長への任意の事情聴取を始めていました。その際、飯塚元院長は「何度かブレーキを踏んだが利かなかった」「アクセルから足を離したが、ペダルが下がったまま戻らなかった」などと運転ミスを否定する話をしていたことが分かっていますが、これまでの警視庁の捜査では、飯塚元院長が運転していた車に異常は確認されていません。飯塚元院長は退院した18日も警視庁の求めに応じて任意の事情聴取を受けていることなどから、警視庁は今後も逮捕の必要性はないと判断し、在宅のまま任意での捜査を続けるとみられます。警視庁は今後、飯塚元院長立ち会