『(500)日のサマー』をもっと楽しむための覚え書き2(映画を観た人向け)。 そういえば一昨日の記事に書き忘れたけど、トムってサマーに「僕達の関係をはっきりさせてくれよ!」とか言うわりには、「今の良い関係を壊したくないから」とか自分の中で勝手にエクスキューズを作って、けっきょくサマーに対しては一度も「I love you」とは言ってないんだよね。あくまでもトムの1人称視点で描かれるから強調されていないけど、トムが他力本願なところ/自分の願望をサマーに押し付けているだけなところは幾つもあるし、それと同様にサマーの気持ちを推しはかるヒントは劇中に幾つも転がっているわけで、再見される方はそこらへんに注目してみるといいかも。 ってなわけで今日の本題は、サマーとトムの音楽的趣向のズレについて。 トムはサマーに惹かれ、「自分の運命の人ならば、高校の卒業アルバムにベル&セバスチャンの歌詞を引用するような
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