Hands-on with the new iPad Pro M4: Absurdly thin and light, but the screen steals the show
今回から2回にわたり、ARToolKit を使ったAR(拡張現実)システムの構築を解説します。ARToolKitは、実行やカスタマイズが容易なオープンソースのARライブラリです。今回は前提となるARの概要について解説し、ARToolKitのサンプルアプリケーションを動作させてみます。 ARって何? ARとはAugmented Realityの略で、日本語では拡張現実(または強化現実)と呼びます。現実の世界に画像や文字、音声など様々な情報を重ね合わせ、空間に関する知識を付加することで人間の知覚・認識を補完する技術です。 似た技術としてVR(Virtual Reality=仮想現実)があります。これはコンピュータで作成した情報を現実空間のように見せる技術です。現実では体験することが困難なシミュレーションなどに使われます。これに対しARは現実の世界に情報を付加するので、現在の体験を支援する際に利
前の記事 Google、『Android』タブレットを準備中(動画) 「テレビ画面の外」に拡張現実:『Surround Vision』(動画) 2010年4月13日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Priya Ganapati マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者たちが、テレビと携帯デバイスを組み合わせることにより、「テレビ画面の外」にあるものまで見ることができる拡張現実技術を開発した。 『Surround Vision』と名付けられたこの技術では、さまざまな角度から撮影した複数の映像を使うことにより、「テレビ画面の外」に携帯デバイスを向けると、その部分の追加映像を携帯デバイス上で見ることができる。 Surround Visionを利用することにより、たとえば『スーパーボウル』の観客が会場で、他の観客がスクリーンで見ている映像に影響を与えずに、別のカメラアング
2009年はARが世界にビックバンをもたらした年だった ASCII.jp読者の方なら「AR(拡張現実)」という言葉をすでにご存知の方も多いだろう。たとえARという言葉自体を知らなくとも、iPhoneアプリ「セカイカメラ」を使って街を眺めてみた人は多いはずだ。GPSと電子コンパスで、位置や方位を取得する機能を用いたセカイカメラでは、起動してiPhoneの画面をのぞくと、カメラの中の現実世界に文字や画像の情報がついた「エアタグ」が表示され、現実世界に情報がプラスアルファされたオモシロさや充実感が味わえる。これがARによってもたらされる感覚の一端だ。 去年、2009年は「セカイカメラ」をはじめ、スマートフォンや携帯で様々なARアプリが登場した年だった。渋谷の街に情報を書き込んでシェアできる「pin@clip」(ピナクリ)。ユーザーが自分のいた場所に情報を残し、後から来る人が残された情報を取得でき
現実の映像に関連する情報を重ね合わせるAR(拡張現実)技術が脚光を浴びている。広告や場所の案内、販売促進などでビジネスの活用も進む。誰にでも分かりやすい操作から、デジタルデバイド解消にも期待がかかる。 第2次世界大戦の後。進駐軍としてやってきた米国人兵士に対して、英文のラブレターを代筆する店が軒を連ねた通りが東京・渋谷にあった。その通りの名称は「恋文横丁」。日本を代表する繁華街となったその場所は、今は地名のみが残るばかりだ。 ハートで埋め尽くされた街 それから半世紀以上が経った今年の2月14日。かつて恋文横丁があった空間には、バレンタインデーらしく愛のメッセージが秘められた100以上のハートマークで埋め尽くされていた。だが、そこを普通に歩いていた人は、その事実に気がつかなかったはずだ。ハートが見えるのは米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」の画面内のみだったからだ。
前の記事 「人の行動範囲はほとんど一定」:携帯利用の分析結果 「GPS妨害装置を利用した不正行為」の危険性 次の記事 画像で人を識別、モバイルARアプリ 2010年2月25日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Brian X. Chen 拡張現実(AR)技術に熱心な人たちは、どこでもデータへのアクセスが可能な、映画『ターミネーター』に出てくるような目が使える未来を夢見ている(日本語版記事)。見たもの全てに注釈を付けてくれるようなバーチャル眼鏡を考えてみよう。建物を見れば建造年がわかり、バスの中の見知らぬ人を見れば、その人の名前や年齢がわかるような。 そこまでは行っていないものの、スウェーデンのソフトウェア会社Astonishing Tribe社が、その実現に向けて一歩を踏み出している。同社は、写真を撮るだけでその人を識別する、スマートフォンでの「拡張識別」を試みている
車や飛行機のメカニズムは日に日に高度化・コンピューター化しているため、これを扱うエンジニアの負担が増加しています。人手を増やして対応するにも1つの機械に習熟するには多くの時間がかかるため、単純に雇用を増やすというわけにもいきません。 そこで、拡張現実技術を利用して修理手順を順番に表示し、何をどの工具でどうすればよいのか教えてくれるゴーグルの開発が進んでいるようです。 詳細は以下。 Augmented Reality for Maintenance and Repair (ARMAR) このシステムはコロンビア大学の研究者が開発している「ARMAR」と呼ばれるもの。ヘッドマウントディスプレイ(HM)に装着されたIRマーカーを、車内に10個設置されたカメラで読み取ることで、装着者の動きを検出、適切な画像をHMDに表示します。 ARMARシステムを通して、LAV-25兵員輸送車のメンテナンスを行
NECは10月26日、ブラザー工業の眼鏡型網膜走査ディスプレイを採用した業務支援システム「Tele Scouter」(テレスカウター)を製品化し、2010年11月から出荷すると発表した。網膜ディスプレイとウェアラブルコンピュータを組み合わせ、工場や倉庫の担当者による現場業務支援などの用途を想定。コンテンツ配信などへの展開も進めていく。 網膜ディスプレイとウェアラブルコンピュータ端末、管理用サーバなどで構成。マニュアルや生産指示書、ピッキング情報などをウェアラブルコンピュータに送り、網膜ディスプレイで表示。現実の視界に重ねて映像を表示できる網膜ディスプレイの特徴を生かし、現場担当者はハンズフリーでマニュアルなどを確認しながら現場作業を行える。 ディスプレイに装着した小型カメラの映像を中央サーバに送り、本部の技術者と現場担当者でトラブル解決について話し合うといったことも可能だ。ディスプレイとウ
エプソン販売は12月7日、AR(拡張現実)を用いたカラリオ「3D年賀状」作成サービスを開始した。利用は無料。同日から2010年1月31日まで作成サービスを提供する。 カラリオ3D年賀状は、カラリオでプリントしたハガキ、AR、ウェブサイトで作る年賀状。年賀状をウェブカメラにかざすと、パソコンの画面上に映ったハガキから、送信者が選んだ写真、イラスト、メッセージが3Dグラフィックとして浮き上がって見えるという。 送信者が、「3D年賀状」ウェブサイトにアクセスし、ハガキの通信面を作成、写真の選択、拡大、縮小などを施したあと、受信者が3Dを見るための「合言葉(パスワード)」が発行されるという仕組み。受信者は、3D年賀状ウェブサイトにアクセスし、ハガキに記載されている合言葉を入力。ウェブカメラにハガキをかざすと3Dが表示されるとのことだ。 年賀状を見るサービスは、同日から2010年2月28日まで受け付
楽天トラベルと頓智・(トンチドット)は12月3日、頓智・が開発したiPhone向けアプリケーション「セカイカメラ」を活用した旅行者向けサービスを提供開始した。 セカイカメラは、iPhoneのカメラで見る景色に「エアタグ」と呼ぶ情報をつけたり、ほかのユーザーがつけたエアタグを閲覧したりできるアプリケーション。 今回提供を開始したサービスは、総合旅行サイト「楽天トラベル」の約2万3000件の宿泊施設情報を、セカイカメラでエアタグとして表示するもの。旅行者はiPhoneをかざすだけで近隣の宿泊施設の宿泊料金、ユーザーの評価、宿泊施設の特色を参照できる。近日中に、楽天トラベル経由で宿泊予約ができる機能も提供するとしている。
カメラで写しだした風景に「エアタグ」と呼ばれるさまざまな情報を付加する拡張現実(AR)サービスとして注目を浴びた、iPhone向けアプリ「セカイカメラ」――。同アプリの新バージョンとして近日中にApp Storeで公開を予定する「バージョン2.0」では、ARコンテンツのさらなる充実に加え、セカイカメラを使ったユーザー同士の“コミュニケーション”を活性化させる大幅な機能拡張が施されている。 セカイカメラを開発した頓智・(トンチドット)は12月2日、アップルストア銀座でイベント「Sekai Camera SUKIYAKI 2009 Tokyo」を開催し、新バージョンの詳細やセカイカメラを使った企業との取り組み、開発者向けに公開するAPIの概要などを発表した。約2時間にわたり紹介された盛りだくさんの内容から、本記事ではバージョン2.0の機能について紹介する。 「ソーシャルAR」の側面を強化する「
昨年のTechCrunch50で世界に名をとどろかせたセカイカメラ。iPhone向けの無料アプリが公開されたのがこの9月24日だ。ラブプラス姉ヶ崎寧々のタグテロ、わずか4日間での10万ダウンロード達成など世間を賑わせた。しかし、それは日本だけの地域限定デビュー。世界はまだ本当のセカイカメラを知らない。 AR(拡張現実)技術を使ったアプリでは、Android向けにWIKITUDEやLayarが先行。AppleのAPIが緩和されたことによりようやくリリースできたセカイカメラiPhone版のリリース時には、AndroidアプリもこぞってiPhoneにも対応した。現在は数十もの「AR系」アプリがApp Storeを賑わせている。 Android版だけだったときはさして話題になっていなかったARだが、iPhoneアプリの登場により認知度は非常に高まっている。デスクトップPCとWebカメラを使ったさま
楽天トラベルと頓智・(トンチドット)は12月2日、AR(拡張現実)空間を活用した旅行者向けサービスを発表した。 共同企画の第1弾として、楽天トラベルに参画する約2万3000件の宿泊施設情報をセカイカメラのAR空間上に掲載し、閲覧できるサービスを同日に開始。宿泊施設の情報がエアタグとして表示され、iPhoneをかざすだけで宿泊施設の宿泊料金やユーザーの評価(星の数)などを閲覧できる。 また、近日提供予定のセカイカメラの新バージョンでは、この連携機能を活用し、楽天トラベルのWebサイトから宿泊予約が可能になる。 頓智・はこれまで、セカイカメラを使った法人向けソリューションとして、企業が発信する付加情報(公式エアタグ)を登録する「エアタグマネジメントシステム」や、「PlaceEngine」を利用し、屋内でも企業の公式エアタグが登録できる「Wi-Fiロケーションサービス」を提供している。 関連記事
ゼンリンデータコムと頓智ドットは2日、法人向け地図活用ソリューション「e-map」の拠点案内サービスと「セカイカメラ」の連携を開始した。 「e-map」は、Webサイト向けに、地図やナビゲーション機能を使った拠点案内ソリューション。流通、金融、不動産、観光、自治体などさまざまな業種で、これまでに約300以上の企業・団体が活用中だ。一方「セカイカメラ」は、カメラを通してみた現実空間上に、テキストや画像などの情報を重ね合わせて投稿・閲覧ができるAR(Augmented Reality、拡張現実)サービス。これらの情報は、「エアタグ」という形式で、主に一般ユーザーから投稿されている。 今回の連係により「e-map」利用企業のさまざまな拠点情報を「セカイカメラ」上で提供することが可能となる。店舗や物件などの案内情報を、そのままオーソライズドタグ化して提供できるため、ユーザーは街中で「セカイカメラ」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く